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事業内容

製品開発

非接触交流電圧センサー

独自の技術により、安定した計測を可能とした非接触交流電圧センサー

特徴

非接触交流電圧センサーの特徴

従来交流電圧を測定する場合は、テスターやマルチメーターにてプローブの先端を電線の導体部に直接接触させて計測を行っております。
この非接触交流電圧センサーは、電線の導体に接触することなく電線被覆の外側から交流電圧を測定することが可能です。
電線の種類、太さ、被覆材質等が変化しても、電圧を測定することが出来ます。

電流計測は、電流クランプが汎用的に使用されており、非接触にて計測することが一般的となっておりますが、電圧計測は、未だ直接電線の導体部にプローブを接触させて計測することが主流です。

この電圧センサーは、弊社独自の技術により、電線の太さ等に関係なく、計測の誤差が少なく、安定した計測を可能とする特徴を持ちます。
非接触の電圧計測は、導体露出部に直接接触することなく、電線被覆の外側から計測することが可能なため、短絡や感電などの人為的な事故を未然に防ぐことができます。
特に高電圧測定など危険を伴う作業現場では、作業者の安全を確保することが求められているため、非接触にて電圧を測定することにより、作業事故のリスクを回避することができます。
また、活線状態においても装置や設備を停電することなく、センサーを設置・取付けることができるので、稼働中の設備に影響することなく、計測ができ、作業の効率化が期待できます。

また、この非接触センサーは、電圧値だけでなく、電線に印加されている交流電圧信号を波形データとしてデジタル化しておりますので、電線に印加されている電圧や位相の状況をモニタリングして確認することができます。さらに、有線もしくは無線の通信装置との接続により、波形ベースでの事象検出・解析、多地点監視等が可能です。

センサー1
センサー1
センサー2
センサー2
100V印加時の波形データの画面
100V印加時の波形データの画面
※画像をクリックすると拡大されます。

非接触センサーについて

多用途に活用できる非接触センサー

1.高圧配電系統における電圧監視

火力発電や原子力発電といったこれまでの大型集中電源に加え、今後気象条件に大きく左右される不安定な風力発電や太陽光発電による電力が系統へと流れ込むことによって、刻一刻と変化する電力をコントロールして需給バランスを保つことが難しくなります。
また、家庭に設置される太陽光発電からの逆潮流によって配電線末端での電圧が上昇し、電気機器に障害を及ぼす可能性が高くなります。
そのため、今後高圧の交流電圧測定の必要性が増すことが考えられます。現状では、トランスを介在し分圧して電圧を下げて計測しておりますが、この非接触電圧センサーを用いることにより、電圧を直接測定することができます。また、実効値ではなく、波形ベースでの測定が可能になることから、電圧の不平衡・高調波などの事象検出・分析に活用できるようになります。
また、これらのデータは、これからのセンサーネットワークの進化やクラウドコンピューティング技術との連携により、ビックデータを活用した分析・制御を行うスマートグリッドにおける重要なデータの一部になります。

2.デジタルパワーメーター・位相周波数計などの電気計測器における活用

非接触センサーを活用し、電圧・位相・周波数をセンシングすることにより、交流電圧計のみならず、デジタルパワーメーターや位相周波数計などが、非接触での測定が可能になります。
安全面を考慮して、特に現場における測定器に応用されることが期待されます。

3.零相電圧検出器としての活用

3相の電線に印加された電圧のバランスの状況や断線などを検出するために、3相の線間電圧において、零相の電圧を検出する際、従来は、高圧コンデンサ及びトランスを用いておりましたが、この非接触センサーを使うと、既設で稼働中の電線においても、遮断することなく零相の電圧を検出できます。

センサー3
センサー3

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